つくば市北条にある古いお屋敷。 通称『矢中御殿』を覗いてみれば・・・ 懐かしいような、不思議な風景があちこちに。 そんな風景を、ちょっとつまみ食いしてみましょう(笑)。

2017年06月24日

お詫びと訂正

NPOがこのブログに苦情を言ったかのような印象を与えてしまいましたが、そんなことはありません。
私の不注意な投稿に疑問を待たれたので、少し差し控えようかと思った次第だったのです。
NPOの運営の方々に対しては、余計なご迷惑をかけ大変申し訳ありませんでした。
とりあえずこのブログの再開は、再検討いたします。
  


Posted by そらねこ at 20:54Comments(0)

2017年06月23日

もしどうしても・・・

ブログの停止をご不満とされる方が何人かいらっしゃるので、FBにて限定で公開いたします。
数名の方には新たに公開を始めましたが、ご希望があれば対応いたします。

NPOがこのブログに苦情を言ったかのような印象を与えてしまいましたが、そんなことはありません。
私の不注意な投稿に疑問を待たれたので、少し差し控えようかと思った次第だったのです。
NPOの運営の方々に対しては、余計なご迷惑をかけ大変申し訳ありませんでした。
とりあえずこのブログの再開は、再検討いたします。
  


Posted by そらねこ at 21:48Comments(0)

2017年06月22日

掲載休止のお知らせ

今回NPOより苦情がありましたので、当面ブログの掲載を中止いたします。
長い間ご覧いただいたのですが、誠に申し訳ありません。
それではさようなら。

NPOがこのブログに苦情を言ったかのような印象を与えてしまいましたが、そんなことはありません。
私の不注意な投稿に疑問を待たれたので、少し差し控えようかと思った次第だったのです。
NPOの運営の方々に対しては、余計なご迷惑をかけ大変申し訳ありませんでした。
とりあえずこのブログの再開は、再検討いたします。
  


Posted by そらねこ at 21:17Comments(1)

2017年06月21日

夏至幻想

今年に限ったことではないが、夏至は梅雨の最中なのであまり実感したことがない。
今年も見事に一日中雨の、ちょっと荒れた天気である。
昨日はあんなに良く晴れ、真夏の陽気であったのに。
そして皮肉なことに、明日も天気が回復して真夏日かも。
まだ梅雨は続くであろうが、運が良ければこんな風景を見ることができる季節である。
エアコンの冷房とは違い、吹き抜ける風の涼しさはなんとも心地よい。
風鈴の音と蚊取り線香の匂いが、夏を感じさせるだろう。
残念ながら、まだ蝉の鳴き声を耳にすることはできないのではあるが・・・。  


Posted by そらねこ at 17:36Comments(0)

2017年06月18日

初夏の匂いが


降りそうで降らない、まるで男心を弄ぶ女性のような梅雨空である。
などと言うと近年は、いろいろとクレームがつけられるご時世であるが。
全く風情も情緒もあったものではなく、褒め言葉のつもりがパッシングに会いそうだ。
まあそんなことはどうでもいいのだが、初夏の屋敷の風情はなかなか色気がある。
たまたま障子の張り替えのために、いつもとは違い書斎の窓を開けてみた。
すると龍次郎翁がここにデスクを置いた訳が、なんとなくわかるような気がする。  


Posted by そらねこ at 17:32Comments(0)

2017年06月16日

夏は来ぬ


屋敷の中門のところに、ビワの木が生えている。
普段はその落ち葉の始末などに手を焼くばかりだが、この時期には小さいながら実をつける。
栽培種ではないのでほんの小さな実ではあるが、ちゃんと食べられる。
去年は見事に鳥に食べつくされたが、今年じゃ適当なところでちょっと収穫。
ほとんど食べるところはないが、甘酸っぱい味がちょっとしたおやつになる。
梅雨の最中ではあるがお天気の良い日が続き、屋敷は初夏の雰囲気である。


  


Posted by そらねこ at 19:02Comments(0)

2017年06月14日

装飾用の金属

屋敷を案内して使用されている木材の見事さは、まずほとんどの方が感心される。
そして窓ガラスや扉のガラスも、今はない貴重さを実感していただけているようだ。
だが以外と見過ごされているのが金属で、照明器具のフレームなどはかなりのものだ。
素人なのであくまで推測なのだが、75年も経って拭き掃除だけでこの状態はすごい。
当時の装飾用の金属を思い浮かべれば、おそらく洋銀ではないだろうかと思われる。
銅が主体とはいえ銀の代用品であるから、この姿が残っているのではないだろうか。  


Posted by そらねこ at 23:08Comments(0)

2017年06月13日

龍次郎翁と地元の関係


家中家のものではないが、その経費を負担した町内共用のお膳である。
かつては各町内に冠婚葬祭時に使う什器一式が、共同で使えるように揃えられていた。
とはいえ昭和も半ばを過ぎると、そんな需要も無くなってしまったのである。
2〜3年前それらを保管していた蔵が壊され、残っていたものの一部をいただいた。
今回筑波高校のつくばね学で、やっと放置されていたその調査を行ってみた。
もちろん長い伝統があるのだろうが、その中に龍次郎翁の名を見つけることができた。
当時映画が200〜300円、うな重が350〜400円だったようなのに、個人で一万円の寄付はさすがであろう。


  


Posted by そらねこ at 19:41Comments(0)

2017年06月12日

衣替え


今年も6月となり、巷は衣替えの時期である。
3日の公開日には間に合わなかったが、10日には網戸への模様替えとなった。
最初は要領がわからなかったし、修復工事の度にはまり具合が違ってきたり。
それでの数回経験すると、なんとなく要領がわかってきたような気がする。
今年は新たに積極的に参加してくれるメンバーがいて、今後に関しても安心できる。
障子から網戸に変えるだけで、屋敷の雰囲気はすっかり変わってしまうようだ。  


Posted by そらねこ at 22:24Comments(0)

2017年06月10日

季節の色紙


記録が残っているわけではないが、龍次郎翁は何人かの絵師のパトロンになっていたようだ。
その中で一番親密だったのが、南部春邦であったように思える。
翁が屋敷にいた当時春邦は三鷹に住んでいたようだが、かなり頻繁に屋敷を訪れていたと思える。
もちろん板戸絵を描いた時には、近くの寺に場所を借り泊まり込みで書き上げたようである。
だがそれ以外にも多くの手紙等とともに、かなりの数の色紙が残されているのだ。
その中から、今の季節らしいものを取り上げてみた。  


Posted by そらねこ at 22:28Comments(0)

2017年06月07日

襖の雪華模様

屋敷の襖絵は各部屋ごとに、趣向を凝らされている。
板襖はともかく別としても、その多様性はやはり龍次郎翁の好みなのであろう。
母屋だと居間の遊び心のある襖絵や、床の間の紅葉の絵がかなり印象的だと思う。
だがちょっとモダンに見える書斎の雪華模様は、知る人にとってはなかなかのものだ。
四代目となる下総国古河(現・茨城県古河市)の藩主・土井大炊頭利位(どい おおいのかみ としつら1789~1848)が、20年にわたり観察した雪の結晶を「雪華(せっか)」と名付け刊行した「雪華図説」が元になっている。
荒い目の布に型染めされたそれは、翁のセンスを伺わせるようである。  


Posted by そらねこ at 19:48Comments(0)

2017年06月06日

物入れの換気口


別館の食堂を紹介すれば、まずほとんどの方がその華やかさに驚かれるようだ。
東寄り(右寄り)の引き戸を開ければ、西面一杯に描かれた板戸絵が目に入る。
さらにその上には国立公園図があり、桜の一枚板の天板を紹介するのが基本か。
そして何人かの方が、板戸の向こうはどうなっているのかと尋ねるのである。
物入れになっていますと答えるのだが、開けて見せることはない。
だがこの物入れにも天井に換気口が付いているのである。
天井板の一部が網になっているなどという単純なものではなく、天井板の一部を切り抜いてそこに箱型の構造物を作り込む。
その広い2側面に金網が張ってあるものが、各仕切りごとに作られているのである。
さすがしつくりは質素ではあるが、基本的には部屋の換気口と同様な作りなのだ。
(繰り返し記しておくが、この部分は一般には公開していないのでご了承願いたい)  


Posted by そらねこ at 18:53Comments(0)

2017年06月05日

梅雨入り前の晴れ間

真夏日が何日かあった今年の5月は、やはりおかしな陽気だったのだろう。
ここ何日かのお天気が、本来の先月の陽気であるべきではなどと思ってしまう。
このまま続いてくれるのであれば良いのであるが、残念ながらそろそろ梅雨の時期を控えている。
エアコンもない屋敷ではあるが、真夏日程度なら扇風機もいらないし、雨が続いても意外にジメッとはしない。
龍次郎翁のこだわりが、屋敷を居心地よくさせてくれている。  


Posted by そらねこ at 19:04Comments(0)

2017年06月03日

ザクロの花一輪

表玄関の石段脇に生えていたザクロの古木は数年前に折れてしまった。
だがその根元から芽吹いた若木は、すでにもう人の背丈を超えただろうか。
まだ細いひこばえのザクロは、枝葉は伸ばすものの花はあまり咲かない。
それでも気がつけば、一輪だけ花をつけていた。
たった一輪とはいえ赤い花がそこにあると、やはりどことなく華やぐ気がする。
いつかは実をつけるほどに育つのであろうが、いつのことになるのやら・・・  


Posted by そらねこ at 23:58Comments(0)

2017年06月02日

影武者?


屋敷に古い電話帳が残っている。
古いと言ってもまだ、56年前のものではあるが。
分厚い冊子ながらも、県内のすべての電話加入者の情報が掲載されている。
一般の加入者も名前や住所まで掲示されているが、今は個人情報の保護でありえないものだ。
最近は固定電話の加入も減ったし複数の企業が参入しているが、当時は電電公社の独占だった。


さて屋敷のある北条を調べてみると、磁石式8等級となっている。
どうやら交換台を経由していたものと思われる。
今内玄関に置かれている電話機は元々のものではないが、こんなハンドルを回すタイプだったのであろう。
それでは龍次郎翁の名前を探してみると、おや?龍の字が違っている。
電話番号からは確かに翁の家なのだが・・・
龍次郎翁の名前は古い文書などを見ても、龍の字がまちまちに表記されている。
かなり公的な文書でもそうなのだが、そんなにいい加減だったのだろうか?



  


Posted by そらねこ at 23:58Comments(0)

2017年06月01日

屋敷の見晴台

屋敷をガイドしていて別館の二階へ上がると、まずは五条間の方を見て頂いている。
一見単なる狭い質素な部屋に見えるが、ここは屋敷の中でもある意味キーポイントだと思っている。
奥行きはわずか一間ながら、押入れを除いて二間半の南向きの前面窓の部屋。
そしてその先には木造ながらも、ルーフバルコニーまであるではないか。
今は安全のためにバルコニーに出ることができないし、かつて庭木であった山茶花が視界を遮ってしまっているが。
だがここはかつては北条の街を一望できる、展望台のような場所であったのである。
そしてご自慢だったろう「矢中式陸屋根」を、披露する場所でもあったようである。  


Posted by そらねこ at 18:44Comments(0)

2017年05月31日

秘密の小部屋

屋敷の建造物の中で、一番最初に作られたと思われるのが別館の一階部分である。
大谷石のプレートを貼り付けてあるのであたかも石造りに見えるが、屋敷で唯一の鉄筋コンクリート製の建造物。
その大半は、食堂と呼んでいる十四畳の部屋である。
そこの西側は全て、南部春邦の板戸絵となっている。
そのうち左側六枚は引き戸であるが、なぜか右端だけドア状の造となっている。
さらに不思議なことにそこだけ壁が漆喰仕上げの部屋状になっているうえ、内側から扉をロックできる構造になっているのである。
秘密の脱出口の言い伝えなどもあって謎めいているのだが、もしかしたら初期の頃の厠ではないかと思える。
現在は別館には化粧室(洗面とトイレ)があるが、古い写真を見ると今の玄関部分はまだ存在していない。
まああくまでも素人の推測にすぎないが、この建屋はある意味かなり独立した建造物だったのではないだろうか。  


Posted by そらねこ at 22:40Comments(0)

2017年05月30日

百年後の屋敷


リーフレットの改訂とかを前提に、NPOの総会後にデザインのワークショップが行われた。
屋敷に対する思いとかを出し合って、それはなかなか面白い試みであったと思う。
さて宿題となった項目で将来の矢中の杜を想定し、そこからタイムスケジュールを遡るというのがあった。
五十年後とか百年後となれば当然すでにこの世にはいない未来。
現実だとこの体調で、あと何年関われるのだろうかというリアルな問題が浮かんできた。
すでに草取りとかすら耐えられない体に、きちんとした事務処理もできない頭。
メンバーの不満一つ抑えられない人望では、存在自体が不要なのではないだろうか。
老兵はそろそろ、消え時を考えるのが順当なのではないかと考えてしまう。  


Posted by そらねこ at 18:58Comments(0)

2017年05月29日

龍次郎翁の写真

何気ないところに残されていた龍次郎翁の写真であるのだが、背景から見ると屋敷での写真ではなさそうに思える。
かつては田畑や農場も所有していて、今でも委託されている矢中の家田んぼが残っている。
そして晩年には、朝鮮人参の栽培を試みていたのである。
矢中農場とか書かれた木箱がいくつか残っていたが、農産というより特産を狙っていたようである。
カゴに揺られて朝鮮人参畑に出かけたという話も聞くが、これなどもしかしたらそんな時の写真かもしれない。
ご親族が来られた時の話では、朝鮮人参の栽培はどうも成功はしなかったようであるが。
それでも屋敷の金庫の中には、朝鮮人参と製品のサンプルが残されている。
「矢中龍虎堂」というブランド名は、スタッフのなかではある意味翁のトレンドとみなされている。  


Posted by そらねこ at 21:58Comments(0)

2017年05月27日

閉館後の風景

この時期閉館時に雨戸を閉めても、まだ外は十分に明るい。
普通の家ならこれから夕食に向かって賑わう時間だが、屋敷は眠りにつく時間である。
だいたいが四分の三世紀を経た屋敷だが、そのくらいの年齢の方はいっぱいいよう。
そんな時代の家もまだ残ってはいるだろうが、ここは建造当時の状態が残っている。
四十年の眠りについていた屋敷も、目覚めてからもう十年になるのかと感心する。
華やかな造りや装飾に皆驚くが、屋敷の魅力はこんな風景なのではないだろうか。  


Posted by そらねこ at 22:27Comments(0)